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メンズのYシャツ サイズの基本がわかる4つのポイント

メンズのYシャツサイズの基本がわかる4つのポイント

まずはYシャツサイズの基本からしっかり理解したい方も多いと思います。

この記事を読み進めれば、サイズ表記の疑問やモヤモヤがすっきり解消します。

  • 首回りサイズの測り方と「+2〜3cm」のゆとりの目安です。
  • 裄丈(そで丈)の測り方ときれいに見える長さの基準です。
  • 胸まわり・お腹まわりの「ゆとり量」の目安を数字で押さえておきましょう。
  • 細身・標準・ゆったりシルエットの違いと選び分け方です。

それぞれを順番に分かりやすく見ていきましょう。

首回りサイズの測り方と「+2〜3cm」のゆとりの目安

yシャツ選びで最初に押さえたいのが首回りです。ここがきついと、一日中締め付けられているような感覚になり、会議や商談どころではなくなってしまいます。逆にゆるすぎると、ネクタイを締めたときに首元だけだらしなく見えてしまいます。

首回りを測るときは、のどぼとけの少し下あたりをメジャーで一周するのが基本です。このとき、息を軽く吸っても苦しくない程度の位置で測ると、自分にとっての「実際の首の太さ」が分かります。ここで出た数字が「実寸」です。

ただし、シャツのサイズとしては実寸そのままだときつく感じることが多いので、実寸に対してどれくらいゆとりを足すかがポイントになります。一般的な目安として、首の実寸にプラス2cmで「標準的なフィット感」、プラス3cmで「少しゆったりめ」というイメージを持っておくと選びやすくなります。例えば首の実寸が40cmなら、標準的には42cm、ゆとりを持たせたいなら43cmのシャツを候補にするイメージです。

実際に試すときは、ボタンを留めた状態で指を2本入れてみて、「苦しくないがピタピタでもない」感覚なら標準的なゆとり、指3本がスッと入るくらいならゆったりめと判断できます。この感覚を一度つかんでおくと、数字だけを見たときでも、どのサイズならストレスが少ないかイメージしやすくなります。

おすすめ商品:快適さとフォーマル感を両立したシャツ

首回りのサイズ選びが重要とお伝えしましたが、高い伸縮性を持ちながらフォーマルな見た目を保てるシャツがあります。イージーケア 高伸縮ニットシャツは、ストレッチ性に優れているため、首回りが少し締まっていても窮屈さを感じにくく、一日中快適に過ごせる一枚です。S・M・L・LLの各サイズで首回りが38.5cm〜44.5cmまで展開されており、ご自身の実寸に合わせた選択が可能です。

裄丈(そで丈)の測り方ときれいに見える長さの基準

首回りと同じくらい重要なのが、袖の長さを決める「裄丈」です。裄丈が短いと手首が丸見えになってしまい、スーツを着たときにも子ども服のような印象になってしまいます。逆に長すぎると手の甲を覆いすぎて、だらしなく見えてしまいます。

裄丈を測るときは、首の後ろの中央から肩の上を通り、そこから腕の外側をまっすぐ通って手首のくるぶしあたりまでをメジャーで測ります。このラインが、シャツの基本的な裄丈の目安になります。腕を自然に下ろした姿勢で測るのがポイントです。

実寸が分かったら、そこに少しゆとりを足してあげると、動いたときにも窮屈になりにくくなります。目安としては、実寸にプラス2〜3cm程度を考えておくと、腕を伸ばしたときにもつっぱりにくい裄丈になります。腕を下ろした状態で、手の甲に軽くかかるくらいの長さであれば、単体でシャツを着てもバランスよく見えるはずです。

ジャケットを着るシーンが多い場合は、ジャケットの袖口からシャツが1〜2cmのぞくくらいがきれいに見えると言われています。そのため、裄丈を決めるときは「シャツ単体での長さ」と同時に「ジャケットを着たときの見え方」もイメージしておくと、ビジネスシーンでも安心して着られる長さに落ち着きます。

おすすめ商品:高級感のある光沢とストレッチ性を兼ね備えたシャツ

裄丈が適切でも、動きにくいシャツではストレスを感じてしまいます。ハイゲージニット ツイル柄シャツは、超ハイゲージ(46G)ニットジャカード生地を使用し、織物のような高級感のある光沢を持ちながら、伸縮性にも優れています。裄丈は80cm〜86cmまで展開されており、腕を伸ばしたときにもつっぱりにくく、ビジネスシーンで快適に過ごせます。

胸まわり・お腹まわりの「ゆとり量」の目安を数字で押さえよう

首と袖が合っていても、胸やお腹まわりがパツパツだと、一気に着心地が悪くなります。特に体型が変わってきた世代では、「ボタンのすき間からインナーが見えそう」「座るとお腹まわりが苦しい」という悩みが出やすくなります。ここで役に立つのが、胸囲やお腹まわりの「ゆとり量」の目安を数字で押さえておくことです。

まず胸囲は、実際の胸まわりを一周測り、その数字に対してどれくらい余裕を持たせるかを考えます。目安として、胸囲は実寸プラス14〜18cmほどあると、日常の動きの中で窮屈さを感じにくいと言われます。例えば胸囲が100cmなら、シャツの胸まわりの実寸が114〜118cm程度あるものを選ぶイメージです。

お腹まわり(胴まわり)は、体型や好みによって必要なゆとりが変わります。スリムに着たい場合は実寸プラス12cm前後、標準的な着心地を求めるならプラス15cm前後、ゆったりめが好みだったり、お腹が気になる場合はプラス18cm以上を目安に考えることができます。数字だけを見るとやや大きく感じるかもしれませんが、座ったときや食後の時間帯も含めて一日中着ることを考えると、これくらいの余裕がある方が負担は少なくなります。

実際には、自分の体の実寸と、今持っているシャツの「着ていてラクなもの」の実寸を一つずつメモして比べてみると、自分にとってのちょうど良いゆとり量が見えてきます。数字で把握しておくことで、ネットのサイズ表を見たときにも「これはパツパツになりそう」「これは少しゆとりがありそう」と判断しやすくなり、失敗を減らせます。

細身・標準・ゆったりシルエットの違いと選び分け方

同じ首回り・同じ裄丈でも、「細身」「標準」「ゆったり」といったシルエットの違いによって、着たときのフィット感は大きく変わります。体型が変化してきたタイミングでは、このシルエット選びが着心地と見た目の両方に大きく影響します。

細身シルエットは、ウエストが強めに絞られていて、身体のラインに沿うように作られています。若い頃や体型が引き締まっているときにはスタイリッシュに見えますが、お腹や胸まわりにボリュームが出てくると、どうしても張りやシワが目立ちやすくなります。前ボタンのあいだからインナーが見えそうだったり、座ったときに苦しさを感じるようであれば、細身は無理せず避けた方が安心です。

標準シルエットは、肩・胸・お腹まわりにほどよいゆとりがあり、多くの体型になじみやすいバランスです。「ぴったりしすぎず、ダボダボでもない」という中間的なフィット感を求める人には、この標準シルエットがもっとも扱いやすい選択肢になります。ビジネスシーンでも無難で、スーツとの相性も取りやすいタイプです。

ゆったりシルエットは、胸やお腹まわりにさらに余裕を持たせた作りになっていて、座り仕事が多い人や、長時間シャツを着ていると疲れやすい人に向いています。単に大きいサイズというより、「動きやすさ」と「ストレスの少なさ」を重視した形と考えると選びやすくなります。

体型が変わってきたと感じたら、首回りや裄丈の数値はこれまでと大きく変えずに、シルエットだけを標準〜ゆったり寄りに切り替えてみるのも一つの方法です。数字上はそこまでサイズアップしていなくても、シルエットを変えるだけで着心地がぐっとラクになり、見た目も無理なく自然な印象になります。

おすすめ商品:カジュアルにも対応できる自然な着心地のシャツ

シルエット選びに迷ったときには、適度なゆとりを持ちながらも、きちんと感のあるシャツがおすすめです。オーガニックコットン ビエラチェックシャツは、起毛で柔らかな風合いと適度な厚みを持ち、普段使いにぴったりな一枚。従来よりも丈が少し短めに設計されており、羽織としても使いやすいゆったりめのシルエットです。身幅は52cm〜61cmまで展開されており、体型の変化にも対応しやすくなっています。